瑞泉酒造の佐久本社長の“うむい”をご紹介

瑞泉酒造株式会社
佐久本学 社長

 


「弊社は首里城から100メートルのところにある。約一年前、朝4時半頃会社に着き、屋上から首里城が燃えていく姿や木が破裂する音、崩れ落ちていく様を見た。

 

そのときはピンとこなかったが、日を追うごとに消失したことを実感し、首里城の屋根がなくなった途端、会社の屋上から見る光景が変わった。

 


復興支援ボトルを作り、売上の一部を寄付するなど再建への取り組みをしてきたが、コロナ渦で訪れる人が段々減り、首里が静かになった。会社として何かできないかと模索していたとき、オリオンビールの早瀬社長から声をかけてもらった。

 

オリオンビールさんと泡盛業界が一緒になって何かをするということは珍しいことだと思うし、県内のさまざまな企業と一緒にこのプロジェクトに参加できることは、首里にある会社としてうれしく思う。

 


このプロジェクトで首里が明るくなって元気を取り戻してほしい。首里城は沖縄の歴史の象徴でもあり、復元することで沖縄のアイデンティティをまた共有できると思うので、みなさんと一緒に成功させたい」と語りました。